2015-16活動記録を更新しました。
コツコツの活動ですが、少しずつ前進しています。
ぜひ、ご覧ください!
15/16シーズン終了しました
ペンション樹の子さんのご協力で
当協会支援デザイン、Snow Ribbon magnet
一台一台、広がってきました。
みなさま、応援ありがとうございます!
デザインされている雪の結晶。
実は、どれも大きさや形がバラバラです。
完璧な結晶は一つもありません。
どこか短かったり、欠けていたり。
自然界の雪の結晶も、完璧なものはないそうです。
人間も誰一人として完璧な人間はいません。
障害があっても、なくても、だれにでもスキーを楽しんでもらいたい。
そんな想いでデザインしていただきました。
桜も咲き出し、これから雪が恋しくなる季節になりますが、またきれいな雪景色とともにスキーを楽しむ季節を、Snow Ribbonと一緒に待ちましょう!
西町インターナショナルスクール 障害者スキー体験会
2016年2月、西町インターナショナルスクールSki Tripにおいて、7年生を対象に障害者スキー体験会を行いました。
これは、昨年12月に行った、障害者スキーの講義に続き、実際に雪の上で専用の器具を使用し滑る機会を作ることで、障害があってもスキーはできる、という事を体験してもらう事を狙いにして行いました。
アウトリガーを用いての両脚滑走、スキーの上手な生徒は片脚滑走にも挑戦し、特別な道具を使う事で下肢に障害があっても立って滑る事を体感。また、座ってバイスキーで滑り、低い視線での迫力や、手が雪に届く傾きで遠心力を感じ、どのような障害があってもスキーを楽しむ事ができる事を体感してもらう事ができました。
越後湯沢にて、中学生のスキー旅行
2月22日から26日まで、新潟県越後湯沢のスキー場で出張レッスンを行いました。
本来の活動は、地元のスキースクールに障害者スキーノウハウを習得していただき、レッスンが入る際は受講生の障害などについての情報を分析しアドバイスを行うとともに紹介する事ですが、様々な理由で出張レンも行っています。
中学生のスキートリップの中で、障害を持つ生徒を担当しました。
バイスキーを使用し5日間、ゲレンデをくまなく滑り、山頂からの景色も存分に楽しむ事ができました。
また、他の生徒とともにリフトに乗り、トレーンで滑る事も楽しみ、普段学校で机を並べるのと同じように、スキーも楽しんで頂く事ができました。
湯沢も本当に雪の少ない状態でしたが、毎日のように雪がうっすら積もり、時には25cmほどのパウダーも楽しむ事ができ、楽しい思い出になったかと思います。
横浜ゴム(株)さま、ありがとうございます!
Snow Ribbon
受講生続々!
今季も続々と提携スキー学校の栂池スキー学校にて、障害者スキーレッスンを受け入れています。
脳性麻痺の方、ダウン症の方、視覚障害の方。
他にも、バイスキーの予約も入っています。
スキー学校の近隣の宿であれば送迎をしますし、インストラクター目線でレンタルも同行しサポートします。
また、宿の方にも栂池バスターミナルまで送迎をサポートして頂き、関東から日帰りや単独でスキー旅行をされる方ばかり。
もちろんリフト係の方々にも、安全に乗降できるようサポート頂いています。
サポートやレッスンの質の高さが、《ほぼリピーター》という事に結びついています。
《受講生の希望する日程で滑る事ができる。》
こんな当たり前の事ですが、当たり前じゃない環境。
一つずつ目標を実現させています。
雪もどんどん積もっているようです。
まだまだレッスン予約できますよ!
お問い合わせいただいたものの、、、
三重県の自閉症の子供を持つお父様から、レッスンの問い合わせが。
遠いですが、長野県内でしか受け入れ環境を整える事ができていない事を伝えました。
「ちょっと遠すぎる」とのこと。
そう、私たちの目標《どこでも》を達成するには、もっとたくさんの地域のスキー場で受け入れ環境を作らなければならない事を再認識しました。
まだまだ、まだまだです。。。
フジイスポーツサービススキースクールにて、障害者スキー体験会
1月7日、長野県志賀高原高天ヶ原スキー場において、フジイスポーツサービススキースクールのインストラクター8名を対象に、障害者スキー体験会を行いました。
はじめは、立位でスキーブラ・アウトリガーを使用したスタイルです。
脳性麻痺を仮定し、どのような障害・身体特性であるかを説明し、できるだけイメージを膨らませながら、アウトリガーやスキーブラがどのようなサポートをするのか?
スキー板を固定され、怖いながらも道具の恩恵を感じる事ができたようです。
次は、アウトリガーと片脚スキーで滑るスタイル。
片脚切断を想定し、高天ヶ原山頂から片脚で滑り降りていただきました。
最後は座って滑るバイスキーです。
バイスキーに乗って滑る役、後ろでロープを持ちバイスキーの動きをサポートする役を行いました。
講習という内容ではなく、どのような障害があっても、それに応じた器具や指導法があれば、スキーを楽しむことができる、という事をご理解頂けたと感じています。
インストラクターの皆さんが感じた喜びや快感を、今度は伝える側になれるように、これから準備をすすめていきます。
シーズン真っ只中でお疲れのなか、寒い中、お疲れ様でした!