障害者スキー振興会の目的

『いつでも、どこでも、だれでも!』

障害者スキー振興協会は、『いつでも。どこでも、だれでも!』を目指し、日本各地で障害者スキーヤーの受入れ体制を構築できるよう活動していきます。

いつでも

様々な団体で障害者スキー教室など行われていますが、限られた日程でしか滑る機会がありません。また、一人で滑りに行くことが難しい方はボランティアをお願いしますが、ボランティアの日程に合わせる必要がありますし、ボランティアの旅費や宿泊費・リフト券の負担も必要になります。団体やボランティアも自らの生活を犠牲にしている場合が多く、永続的に受入れることは難しくなっているのが現状です。
当協会はスキースクールでの障害者受入れ態勢をサポートします。スキースクール開講日であればいつでも受講することができます。イベントに参加するのではなく受講者のスケジュールに合わせてスキーを楽しむ環境、何年後もスキーを生涯スポーツとして楽しめる環境を作ります。

どこでも

障害を持つと、移動が大変になります。大きな荷物を持ち雪道での移動や普段使用しない交通機関を使用することは、想像以上に大きな労力を必要とします。受け入れ先を求めて、北海道から飛行機に乗り東京経由で上越にスキーに行く方もいらっしゃいます。もっと近くにスキー場があるのにどうしてそんな体力や時間・経済的な負担が必要になるのでしょうか?また、受入れ先のホームゲレンデしか利用できず、いろいろなスキー場へ行きたいが行けない方も多くいらっしゃいます。
当協会は移動にかかる負担を、スキーを楽しむことに費やせるように、また思い出のスキー場や行ってみたいスキー場へいけるように、日本各地に障害者受入れ可能なスキー場を展開します。

だれでも

ほとんどのスキースクールでは、障害の応じた指導技術やそれに適した器具がなくレッスンを受けられません。
当協会は、少しでも多くのスキースクールでいろいろな障害を受け入れることができるよう働きかけます。スキー場の立地や混雑状況によっては、特定の障害しか受けられない状況もでてくるかもしれませんが、出来ないことより出来ることを模索しながら進んでいきます。

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