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突然の報告です。

突然の報告になりますが、当協会は8月をもち解散しました。これまで、多くの方々に活動の趣旨をご理解頂き、またご支援をいただきました事、大変感謝しております。ありがとうございました。

代表理事を務めさせて頂きました津川は、20歳から障害者スキーに関わり活動してきました。その様々な立場の活動から見出した問題点を解決すべく、どのような障害があっても「いつでも、どこでも、だれでも」スキーを楽しむ事が出来る環境を整えたく協会を立ち上げました。

2012年10月に設立し。SIA 公認Hakuba 47 Ski Academy、SAJ 公認栂池スキー学校の二つのスキースクールが、とても前向きに、また心強く温かく、障害者の方を受け入れて頂き、スキーの楽しさや可能性を伝えて頂きました。当協会からの出張レッスンを合わせ、174レッスンを行う事ができました。知的障害、視覚障害、下肢の麻痺、半身麻痺、下肢の切断、難病の方をお受けし、両下肢での立位、アウトリガーやスキーブラを使用した立位、アウトリガーを使用した片脚での立位、バイスキー、チェアスキーと、想定できる全てのスタイルのレッスンを受ける事ができました。

スキー指導のプロであり、現地に精通しているスキースクールに指導法を伝る。バイスキーやアウトリガーなどの器具を貸し出す。申し込み時には受講生とスキースクールにアドバイスをし、双方に安心できる環境を整えた上でレッスンを受けて頂く。このスキームは今思っても間違いないものであったと考えております。

ただ、協会を運営する術を持ち合わせていなかった事が解散の原因です。これは津川自身の能力の無さに尽きます。19/20シーズンの記録的な少雪でも、新型コロナの影響でもありません。本当に申し訳ありませんでした。

これまで受講して頂いた方は、これからも変わらずにレッスンを受けて頂く事が出来ます。ただ、Hakuba47 Ski Academyは、スクールのご事情もあり、継続して受講する事は出来なくなりました。栂池スキー学校においては、継続してレッスンを受講できます。しかし、新型コロナの影響が強い中でのシーズン終了になったため、スキー学校との打ち合わせが十分できない状況でした。来季以降の受講については、津川が責任を持ち、栂池スキー学校との橋渡しを行います。新規の受講生については、申し訳ありませんが、受付はできかねます。

本当に多くの方々にご支援いただいた事、心より感謝いたします。関係各所、また賛助会員様などには、後日これまでの活動報告書を送付させていただきます。ありがとうございました。

一般社団法人 障害者スキー振興協会 代表理事 津川朋也

福島から初参加の方よりお便りをいただきました。

栂池スキー学校様、この度は、息子がお世話になりました。

18年振りのスキーでしたので、友也も身体が大きくなり、体重も増えたので父親が昔のように後ろから支えて滑る事もできず、スキー学校にお世話になる事にしました。

最初は堅い靴に慣れず、またスキーも自由がきかないので「いや!」と言う拒否反応からのスタートでした。

臆病な友也の様子に、私は彼にスキーは無理なのかとあきらめの境地になりました。

でもコーチの方が、辛抱強く励ましながら、無理せず、友也の気持ちを測りながら声かけしていただく内に、かたくなだった友也の表情が少しずつ和らいでいくのがわかりました。

友也は気持ちを言葉で表現できないので、コーチの方も苦労されたと思いますが、やさしく友也に寄り添ってくれたお陰で、次第に友也の恐怖心も薄らぎ、「滑ってみようかな」という気持ちに変わっていったようです。

だんだん靴やスキーに慣れて少しづつ滑れるようになると、友也も嬉しそうで意欲が見られるようになりました。短い距離でも達成感を味わえたのだと思います。

本当に貴重な体験でした。

今も友也はスマホで自分の滑る姿を見てはニヤニヤしています。

家族スキーをあきらめていた私達に、こうした機会を与えて下さり、本当にありがとうございました。

栂池スキー学校のご厚意には、感謝の気持ちで一杯です。

私達のような家族への支援活動を、この先も継続していただける事を心から願っています。

P.S. 写真は達成感とともに、少しお疲れの様子。また楽しく滑って頂ける日をお待ちしております。

新規の受講生のお母様より、レッスンの感想を頂きました。

S.O くん   2019/1/4-5受講 栂池スキー学校

小3の軽度知的障害と自閉症スペクトラムを持つ男児の家族です。

1/4〜5日にかけて長野県栂池高原スキー場に行ってきました!年明け早々思いついたスキー旅行。おそらく障害者スキー教室はいっぱいだと半ば諦めつつも連絡致しましたところ、津川様よりすぐにお返事をいただき、スキー教室の先生をお手配していただきました。栂池は初めて行くので周辺のことが全くわかりませんでしたが、丁寧に教えていただき、宿についてもとてもリーズナブルでゲレンデ目の前のステキなホテルをご紹介いただきました。

スキー自体は2回目で、1回目は昨年12月に行きましたが、リフトに乗って先生の背中にしがみついて滑れる程度でした。今回はどうだろう、と半ばドキドキしながら教室に行くとすぐに先生と一気統合し、それから2日間、めげる事も泣き言言うことも一切なく、とても楽しく学んでいました。先生はとても大らかで、息子の気持ちを組みながら、その時々の状況に合わせてレッスンして下さるので、息子も安心して学べたのだと思っています。2日目には一人でゆっくり滑れるレベルにまでなりました。帰る日は「先生に一声挨拶してから帰りたい」、「また必ず栂池に戻ってきたい」と何度も口にしていました。

今まではどのスポーツでもなかなか上達するのに時間をかけていましたが、なぜかスキーはすんなり、そしてとっても楽しく出来ました。家族みんなで楽しめるスポーツをずっと探していたので、これから毎年みんなでスキーが出来るようになり、スキーを通して色んな経験を積んで行けることをとても楽しみに思います。

スキーの体験を通して、発達障害、障害があっても色んなものにチャレンジしていけるバイタリティのある子に育ってもらえたらと思います。そのきっかけの一つを栂池のスキー場で作っていただき、とても感謝しています。ありがとうございました!

17-18 提携スキー学校でのレッスン終了

17-18シーズンの提携スキー学校でのレッスンが昨日で終了しました。
多くの受講生が訪れ、それぞれのスキー学校をはじめ、宿やレンタルショップ、索道やパトロールなど、これまた多くの方々のご理解やご協力に、本当に感謝しています。
今季は残念でしたが、怪我人もありました。
他にトラブルもありました。
ですが、受講生も増え、活動も大きくなった証と前向きに捉え、来季以降に対策できるようにオフを過ごします。
昨日のレッスン終了の前に、先週水木に白馬47と栂池へ伺い、ご挨拶へ。
受講生を温かく迎えていただける事に本当に感謝。
心からお礼を伝えて、かわいい道具たちも引き上げてきました。
また笑顔で山並みを見たいですね!

バイスキーレッスン受講生のお父様から感想を頂きました

障害者スキー振興協会 様

1月26日、2月16日・17日、栂池高原スキー場でのスキーレッスンありがとうございました。

1月26日のレッスンは、最強寒波の中でのスキーレッスンでした。
とても寒くて初めて指導して頂いたインストラクターの菅沼さんも寒さに慣れている僕らでも今日の寒さはキツイとおっしゃっていました。
そんな中、栂池スキー場を知り尽くした菅沼さんが、風の少ないコースを設定して頂いたおかげで、あや香をはじめ私達はスキーを楽しむことができました。
菅沼さんは、アウトリガーを使ってテダーリングで上手に滑る事を目標にするあや香に親切にわかりやすくご指導して頂き、バランスをとることがすごく上達したと思います。
ありがとうございました。


2月16日・17日は初めて1泊2日でのスキー旅行を家族みんなでおもいっきり楽しむことができました。
1日目、快晴、無風のベストコンディションでのレッスン。
2日目、大雪、強風の中でのレッスン。
全く違う、栂池高原スキー場の二つの顔を満喫できました。
特に2日目は、厳しい環境で子供たちがスキーを嫌いになってしまわないか心配していましたが、あや香も、長女も大雪の中、大はしゃぎで楽しんでいました。
これも、柳田インストラクターのスキーだけではなく、遊び心を交えた楽しいレッスンのおかげだと思います。
子供たちが、悪天候でスキーが嫌いになること無く「楽しかった!」と言ってくれることは、スキーが大好きな私達、親にとってこんなにうれしいことはありません。
柳田さん、栂池スキー学校のみなさん本当にありがとうございました。

あや香は、この3日間でスキーがぐっと
上達しました。
転んでも、転んでも、諦めずにチャレンジする姿は、とても誇らしく、その姿を見れるのも障害者スキー振興協会様のお陰です。
ありがとうございました。

また、宿泊先のホテルベルハートのみなさんの色々なお心遣いでスキー旅行を楽しむことができました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今シーズンも、障害者スキーに携わる全ての方のお陰で、私達はスキーを通じて家族の絆を深めることができました。
本当にありがとうございました。
また、来シーズンもお世話になると思いますがよろしくお願いします。

レッスンを終えた方から、温かいメッセージが届きました

障害者スキー振興協会様

この度は、お陰さまでとても楽しく白馬に行ってくることができました。
温かなメッセージを送ってくださり、お気遣いありがとうございました。

1日目は終日粉雪が降り続き、サラサラのパウダースノーを満喫することができました。
杉山先生が待っていてくださって、大変心強くありがたかったです。
健太郎のことをよく理解してくださっていて、親身で的確なアドバイスをくださり、
私もずっと一緒に滑らせてもらいましたが、その指導法はとても勉強になりました。

2日間、可能な限りみっちり滑ることができ、健太郎はかなり上達してきました。
母とふたりで滑ることは夢のまた夢でしたが・・・初心者コースならもう安心して
二人だけで滑ることができるようになり、念願がかなって本当に嬉しいです。
健太郎はかなりクタクタで、杉山先生にワガママも言っていましたが(笑)。

「この次は、他のスキー場(八方など)にも行ってみよう!」と、杉山先生が
言ってくださって、次回もまた楽しみになりました。

またお世話になると思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
まずはご報告まで・・・

              内田健太郎・母

新しいホームページを作成しています。

少しずつ考えてアイディアを出してきた新しいホームページですが、もう少しで解禁できそうです。
夜な夜なPCに向かっていますが、もうしばらく、調整の時間をください。
シーズンに間に合わずにごめんなさい。。。
新しいページは、このような感じに仕上がりそうです。乞うご期待!

西町インターナショナルスクールにて、障害者スキー講義

2017シーズンを迎え、始めのイベントは例年行なっている西町インターナショナルスクールにて、障害者スキーの講義です。障害についての説明に続き、使用する器具、実際の滑走シーンの紹介など、生徒達は見たことのないスタイルに驚きの表情でした。私が話している時よりも目を輝かせるのは、やはり自ら器具に触る時間。ですが話した事を思い出し、実際に自分が障害を持ったと想定し、片脚を失ったらこんな感じで滑るんだ、脚がマヒしていればこんな道具を使うんだ、とイメージしていました。

横浜ゴムさん

当協会の活動理念にご理解頂き、心強いサポートで応援して頂いている、横浜ゴム。
今季、ニューモデルスタッドレスの「アイスガードシックス」が登場です!

本日は寒波の影響で本州でも雪の予報がでてますね(>_<)車の冬支度はもうお済みですか?まだの方には、ヨコハマスタッドレスの最高傑作「アイスガード6」がおすすめですよ(*^▽^*)販売を記念したキャンペーンも11月30日まで実施中です!雪道を運転される際は、時間に余裕をもって安全運転をお心がけください<(_ _)>http://www.y-yokohama.com/brand/tire/iceguard/

横浜ゴム株式会社さんの投稿 2017年11月15日(水)

電話取材をいただきました。

先ほど、ある新聞社の方から電話で取材を受けました。
活動を始めたきっかけや、現状、将来についての課題など。
記者さんは、どのような質問をしようかとメモを片手に受話器を持っているのでしょうが、こちらは準備もなく慌てて答える始末。
なかなか上手く答える事ができなかったと、後から反省しています。
記事になってくれると良いのですが。。。
下記は、活動を始めてからこれまで記事にして頂いたものをまとめたものです。
ぜひ、ごらんください!

http://www.aads.jp/media.html