日別アーカイブ: 2014年2月22日

毎日小学生新聞

2月19日、毎日小学生新聞より取材を受けました。

これまでの取材とは違い、初めてメディア側からこちらを探し出してくれ、取材を受ける事になりました。また、小学生新聞という事でターゲットは狭いですが、初めて全国紙に掲載される事になります。

賛助会員様やご寄付を頂いた方々の気持ちを合わせ、新しく購入したバイスキーやアウトリガーも初お披露目となりました。

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オリンピックの後に開催されるパラリンピック。障害者のための大会ですが、出る事ができない障害がたくさんある事をご存知でしょうか?パラリンピックに出る選手だけでなく、様々な障害を持つ方がスキーを楽しむ事ができる、という事を説明し、実際に器具に触れて頂き、滑って頂きました。

協会の活動について、たくさんの質問があり、上手くお話をする事ができたか不安が残りますが、上手く記事にして頂ける事でしょう。

掲載され次第、また発信させて頂きます。

 

小学校スキー旅行指導

2月19日〜21日、新潟県のスキー場へ、修学旅行の学生の指導へ行ってきました。

今までも多くのスキー修学旅行のお手伝いに行った事があります。障害を持つ生徒は、どのような時間を過ごされているかご存知でしょうか?

友達が修学旅行に合わせて購入した帽子やグローブを持ち、目を輝かせてスキーロッカーへ向かう時、障害を持つ生徒は一人車椅子などでうつむき、悔し涙を流すのです。先生と食堂の窓から外を眺め、雪山の絵を描いても、気持ちが晴れる事はないでしょう。本当はいつも机を並べるみんなと一緒に、雪を感じて、風を感じて、なかなか上達しない悔しさ、上手く滑れた喜びなどを感じに修学旅行へ向かったはずです。

パラリンピックで、自分と同じ障害を持つ人が活躍していても、現状は絵に描いた餅。『僕には、私にはスキーはできないんだ』という事を目の当たりにします。

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今回の生徒は、たくさんの友達と一緒にゲレンデをくまなく滑り、一緒にリフトの上から景色を眺め、吹雪の風の辛さを感じてきました。友達と一緒に飲んだ温かい缶ジュース。同じゲレンデマップを眺めてアチコチ行った事を話し合う時間。そんな当たり前の思い出を心に残す事ができたかと思います。

このような当たり前の事を、当たり前に感じる事ができる環境を作りたい。協会設立の初心を思い出しました。